注文住宅の費用と予算の立て方:「借りられる額」ではなく「返せる額」から考える
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1. 注文住宅の費用は3つに分けて考える
注文住宅の総額は、大きく「建物の費用」「土地の費用」「諸費用」に分かれます。建物の見積もりだけを見て予算を決めると、後から諸費用が足りなくなることがあります。
- 建物の費用:本体の工事、外構、付帯工事など
- 土地の費用:土地の代金、仲介手数料など(土地がない場合)
- 諸費用:登記、住宅ローンの手数料、火災保険、引っ越しなど
各項目の金額は会社や地域で大きく変わるため、見積もりのときに「この金額に何が含まれているか」を必ず確認してください。
2. 「返せる額」から逆算する
- 今の家賃と貯金のペースから、毎月無理なく払える額を出す
- 固定資産税や修繕のための積み立てなど、家を持つと増える支出を差し引く
- 残った額を毎月の返済額の上限にして、金融機関のシミュレーションで借入額を出す
- 借入額と頭金を足したものが、総額の上限になる
3. 頭金と手元資金
頭金を多く入れるほど借入は減りますが、手元の現金がなくなると、病気や失業のときに困ります。生活費の数か月分は、頭金とは別に残しておくのが安心です。
※「生活費の数か月分」は金額を保証する基準ではなく、残しておく目安として当サイトが考えるものです。必要な額は家庭の状況によって異なります。
4. 見積もりを比べるときのポイント
- 同じ条件(延床面積、設備のグレード)で比べる
- 「本体価格」だけでなく、総額で比べる
- 標準仕様と追加費用(オプション)の境目を確認する
複数の会社から資金計画や見積もりを自宅で取り寄せて比べる具体的な手順は、「ハウスメーカー比較と工務店の選び方」で詳しく紹介しています。
5. まとめ
予算は「建物・土地・諸費用」の3つに分け、毎月返せる額から逆算して上限を決めます。見積もりは総額で、同じ条件にそろえて比べてください。